個人契約で家庭教師をしたいけれど、どんな感じなの?
生徒の集め方が分からない…
当ブログの運営者は独立して3年目、これまで10人以上の生徒さんと個人契約を経験したオンライン家庭教師です。
個人契約のメリット・デメリットをお伝えします。
個人契約とは
「家庭教師登録会社を介さず、指導サービスに関して、生徒や保護者と直接契約すること」を指します。
https://kateikyoushi-matchig.com/%e5%ae%b6%e5%ba%ad%e6%95%99%e5%b8%ab%e5%80%8b%e4%ba%ba%e5%a5%91%e7%b4%84%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f%e6%b4%be%e9%81%a3%e4%bc%9a%e7%a4%be%e7%99%bb%e9%8c%b2%e3%81%a8%e3%81%a9%e3%81%86%e9%81%95%e3%81%86/家庭教師個人契約のメリット3つ
1. 相性の良い生徒さんとのマッチング
問い合わせをくれる生徒さんや保護者の多くは、あなたの指導方針や教育内容に共感を持っています。ブログやSNSの内容を読んでの問い合わせのため、相性の良い生徒さんが自然と集まるんです。
相性が良い生徒さんだと、指導も楽しく、ストレスを感じません。
また、意に沿わない生徒さんからの問い合わせは、そっと断ることも可能です。
2. 業務の自由度が高い
家庭教師派遣会社に登録している場合、会社への定期的な報告や事務作業をしなければいけません。
一方で個人契約ではそれらの業務がなく、自分の裁量で業務を進めることができます。
私の場合、家庭教師派遣会社に登録していた際は、会社から送られてくるメールへの対応や、指導日の確認といった事務作業に時間をとられていました。
一方で独立開業した後、指導以外の業務はすべて自動化したため、余計な業務はありません。生徒さんへの指導や、保護者の方とのコミュニケーションといった重要な仕事に時間を割くことができています。
3. 収入の増加
家庭教師派遣会社に登録して生徒さんを紹介してもらうと、保護者の方が払う授業料の半分程度が、会社の手数料として引かれます。手数料は、会社の人件費や生徒獲得のための広告料にあてられます。
保護者が会社に払う授業料の半分程度しか、あなたの収入になりません。
一方で個人契約では、その手数料が発生しないため、収入が増加します。
また、授業料や指導内容なども自分で設定できるため、より収入を最適化することが可能です。
例えば私の場合、松竹梅コースと、価格帯を変えた3つの指導コースを提供しています。
その中でも価格が一番高い「松コース」は、「テスト2週間前は指導無制限」というコースです。指導時間は長くなるのですが、月額の授業料が高いため、収入は安定します。
このように、個人契約だとあなたが生徒さんに提供する価値が、そのまま収入に直結します。
家庭教師個人契約のデメリット
1. 集客スキルが必要
家庭教師としての指導スキルとは別に、生徒を集めるためのスキルや知識が必要です。
集客というと「1対1でサービスの押し売りをする」営業活動をイメージする方もいますが、全く違います。
ここでは「あなたの家庭教師サービスに興味をもった生徒さんに、問い合わせてもらう」スキルです。
例えば以下のスキルが必要です。
- 近隣にチラシを配布する場合:
- 中高生のお子さんがいる家庭をターゲットにする
- 目を引くデザインの作成
- 家庭教師個人契約掲示板に書き込む場合:
- 他の先生に埋もれないように目立つ書き込みができる
- 生徒さんが問い合わせをしたくなるような文章の作成
- HPを作成する場合:
- 検索で上位に表示されるようなSEO対策
これらの集客スキルは短期間で習得するのは難しいです。そのため、生徒さんを集めるのに時間がかかることが、大きなデメリットとなります。
2. リスクの自己負担
個人契約の場合、万が一生徒さんや保護者の方とトラブルが生じたとき、責任はすべて自分が負わなければいけません。
家庭教師派遣会社に登録し、生徒を紹介してもらっている場合は、トラブル時の対応やサポートが会社から受けられます。しかし、個人契約ではそういったサポートはありません。
生徒や保護者とのトラブルや契約内容の細かい確認、授業料の回収など、すべて自己管理となるため、注意深く対応する必要があります。
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家庭教師としての指導力はもちろんのこと、最新の受験情報の収集、集客やマーケティング、事務処理など、多岐にわたるスキルの向上が必要です。
独立開業したからといって、一度学んだことで終わりではありません。
教育業界の変化や新しい指導方法、マーケティング技術の変遷など、常に最新の情報を取り入れ、自身をアップデートしていく必要があります。
家庭教師個人契約のメリット・デメリットまとめ
まとめると、それぞれ以下の通りです。
- メリット:
①相性の良い生徒さんとのマッチング
②業務の自由度が高い
③収入の増加 - デメリット:
①集客スキルが必要
②リスクの自己負担
③継続的な自己投資が必要
紹介したデメリットを嫌と思わなければ、個人契約で家庭教師をするのはおすすめです。収入が増加するメリットは大きいので。
家庭教師の個人契約を始める前に、自分がむいているのかいないのか、この記事を読んで判断してみてくださいね。